沖夢紫が主役になる理由
石垣島から届く、紫の甘み
やさしい甘さの奥に、ゆっくりと広がるコク。
島の自然に育まれた、沖夢紫のやわらかな味わい。
沖夢紫

深くて、やわらかい紫色。
鮮やかすぎないのになぜか目に残る、不思議な色です。この色のもとになっているのは、
ポリフェノールの一種であるアントシアニン。そのほかにも、食物繊維やビタミン類など
日々の食生活にうれしい栄養素を含んでいます。
沖夢紫は、沖縄の限られた地域で栽培されている希少な芋の品種で、品種開発まで7年もの歳月をかけて誕生しました。ねっとりとしたコクがありながら、後味は驚くほどすっきり。
重たさを残さない甘さと、軽やかな余韻が同時に感じられる少しめずらしいバランスを持っています。
焼き菓子にすると香ばしさが引き立ち、冷たいスイーツにすると甘みの輪郭がよりくっきりと感じられる。ひとつの素材でありながら、仕立て方によって印象が変わるのも特徴です。
石垣島という産地
沖夢紫が育つのは、沖縄県石垣島。強い日差しと、海から吹き抜ける風。
島ならではの自然環境の中で、ゆっくりと育てられ、この芋ならではの甘みと色合いが生まれます。効率よく大量に生産するというよりも、自然と向き合いながら少しずつ育てていく。そのため、他の品種と比べると生産量は多くなく、市場に出回る機会も限られています。

畑のチョコレート、と呼ばれる理由
沖夢紫は、ときどき「畑のチョコレート」と表現されることがあります。
はじめは少し大げさにも聞こえますが、実際に口にするとその言葉がしっくりくる瞬間があります。
しっかりとした甘みの中にほんのりと感じるコク。ただ甘いだけではない、奥行きのある味わい。
どこか、カカオのような余韻を思わせるような、ゆっくりと広がるおいしさがあります。

石垣島の自然の中で育った、沖夢紫。
まだ、出会える場所は多くありません。
もしよければ、まずはひとつ。
この紫のやさしい甘さを、味わってみてください。
